夏への扉〔新版〕
ロバート・A・ハインライン/福島 正実
早川書房
2020年12月03日頃
概要
ぼくの飼い猫のピートは、冬になるときまって「夏への扉」を探しはじめる。家にあるドアのどれかひとつが、夏に通じていると固く信じているのだ。そして1970年12月、ぼくもまた「夏への扉」を探していた。親友と恋人に裏切られ、技術者の命である発明までだましとられてしまったからだ。さらに、冷凍睡眠で30年後の2000年へと送りこまれたぼくは、失ったものを取り戻すことができるのかー新版でおくる、永遠の名作。
ステータス
読んだ
のりポンさんの感想・評価
70年近く前に書かれたSF。信頼していた仲間にはめられたダンは、何もかも奪われた挙句「冷凍睡眠」で未来に追い払われる。30年後に目覚めたダンは、「時間旅行」で1970年にタイムスリップし、奪われたものをすべて取り返すべく技術者として知力を尽くしたのち、未来に望みを託して再び冷凍睡眠に入る。再び目覚めたダンを待っていたものは…。 ダンが送り込まれた未来は2000年。私たちにとってはすでに過去なので、ファンタジー的な味わいもあります。ダンが可愛がっている雄猫のピートの存在もこの物語には欠かせないなぁ。それにしても、ダンが取り戻したかったもののひとつはこれだったのか…と思いました。 ちなみに、この本は2021年4月に公開された「夏への扉ーキミのいる未来へ」という映画の原作だそうです。
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