こぐれ恋愛の哲学
恋愛の哲学

恋愛の哲学

戸谷洋志

晶文社

2024年02月27日頃

概要

狂うのが、愛。憎むのが、恋。 哲学は「恋愛」を語ることから始まった。 クズへの愛はなぜ成立するのか? なぜ私は愛されたいのか? 永遠の愛はどこまで続くのか? ーーすべて哲学が答えます。 現代に流れる「ロマンティック・ラブ」の幻想を解体する驚愕の哲学入門!!! 紹介するのは、プラトン、デカルト、ヘーゲル、キルケゴール、 サルトル、ボーヴォワール、レヴィナスの七人。 彼らはそれぞれが違った仕方で人間と世界の関係を捉え、 その人間観の中で恋愛(哲学)を論じている。恋愛とは何かを 考えることは、そもそも人間とは何かを問い直すことを要求する。 本書ではそれらを全体として再構成することで<恋愛>を広い 視野の元で捉え直していく。 【目次】 ・はじめに ・第1章:なぜ誰かを愛するのか?--プラトン ・第2章:なぜ恋愛に執着するのか?--デカルト ・第3章:なぜ恋人に愛されたいのか?--ヘーゲル ・第4章:永遠の愛とは何か?--キルケゴール ・第5章:なぜ恋愛は挫折するのか?--サルトル ・第6章:女性にとって恋愛とは何か?--ボーヴォワール ・第7章:なぜ恋人と分かり合えないのか?--レヴィナス ・おわりに ・はじめに ・第1章:なぜ誰かを愛するのか?--プラトン ・第2章:なぜ恋愛に執着するのか?--デカルト ・第3章:なぜ恋人に愛されたいのか?--ヘーゲル ・第4章:永遠の愛とは何か?--キルケゴール ・第5章:なぜ恋愛は挫折するのか?--サルトル ・第6章:女性にとって恋愛とは何か?--ボーヴォワール ・第7章:なぜ恋人と分かり合えないのか?--レヴィナス ・おわりに

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読んだ

メモ

キルケゴールによれば、絶望は、「ひとつの選択」である。何を選択しているのか。 それは、自分が絶望していることを受け入れ、そのどうしょうもない絶望的な状況を認めることを、選択するのである。そのとき「私」は、自分がただ偶然に翻弄されるだけの存在であり、自分が何者であるかさえ、自分の思うままにならないことを、受け入れる。それによって、自分自身から目を背け、目の前の享楽に身を委ねるのではなく、自分自身へと向かい合うことを、選択する。 この選択は、自分自身との関わり方を変容させる

こぐれさんの感想・評価

めちゃくちゃおもしろかった。 「恋愛の哲学」というよりかは、「哲学者たちによる、恋愛の捉え方」という印象でした。 哲学者の紹介→恋愛の捉え方の説明→古典の切り抜き→例えによる解釈の説明→要約 という流れになっていて、哲学初学者でも大変読みやすかったし、理解しやすかった。 本書を読んだ私のひとつの「恋愛」の解釈は、次の通りである: 「恋愛とは、他人を通して自己を見ることである」 読んでよかった。 『哲学は、生きる上での礎になる。』ということを改めて実感できた。 ここ1,2年ほど感じてきたこと。何百年、何千年も前に生きた人々だって、今を生きるわたしたちと同じように考えて考えて生きてきたんだ。自分の経験だけじゃなくて、過去を生きた人々の言葉や考えからも学んで生きていきたい。考えるヒントをもらえるから。もっと知りたいな。

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コメント

キルケゴール:永遠の愛 キルケゴールによれば、絶望は、「ひとつの選択」である。何を選択しているのか。 それは、自分が絶望していることを受け入れ、そのどうしょうもない絶望的な状況を認めることを、選択するのである。そのとき「私」は、自分がただ偶然に翻弄されるだけの存在であり、自分が何者であるかさえ、自分の思うままにならないことを、受け入れる。それによって、自分自身から目を背け、目の前の享楽に身を委ねるのではなく、自分自身へと向かい合うことを、選択する。 この選択は、自分自身との関わり方を変容させる。

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