PRIZE-プライズー
村山 由佳
文藝春秋
2025年01月08日頃
概要
★2026年本屋大賞第3位! ★ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2025 小説部門 第1位! 「どうしても、直木賞が欲しい」 賞(prize)という栄誉を獰猛に追い求める作家・天羽カインの破壊的な情熱が迸る衝撃作! ♦あらすじ 天羽カインは憤怒の炎に燃えていた。本を出せばベストセラー、映像化作品多数、本屋大賞にも輝いた。それなのに、直木賞が獲れない。文壇から正当に評価されない。私の、何が駄目なの? ……何としてでも認めさせてやる。全身全霊を注ぎ込んで、絶対に。
ステータス
読んだ
こうたろうさんの感想・評価
すげぇ、、 「人」と「作品」、「人」と「人」の関係が残酷なまでに繊細に表現されているな、、と痛感。 正義と傲慢、献身と打算、これまで見て見ぬふりをしてきた感情や思考が、表裏一体となっている様を突きつけられた!! 承認欲求を描く物語と謳ってはいるが、まさか我々読者が持つ承認欲求をここまで浮き彫りにさせられるなんて、、 特に後半は、立場上絶対に踏み越えては行けないラインまで、高揚だけに身を任せて突き進んでいく危うさにハラハラさせられる。 それだけに儚くもスッキリとしたラストは、唐突に自分を遠くまで突き放してきたかのように感じられる。 あー楽しかった。
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