モリー先生との火曜日普及版
ミッチ・アルボム/別宮貞徳
日本放送出版協会
2004年11月
概要
スポーツコラムニストとして活躍するミッチ・アルボムは、偶然テレビで大学時代の恩師の姿を見かける。モリー先生は、難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)に侵されていた。16年ぶりの再会。モリーは幸せそうだった。動かなくなった体で人とふれあうことを楽しんでいる。「憐れむより、君が抱えている問題を話してくれないか」モリーは、ミッチに毎週火曜日をくれた。死の床で行われる授業に教科書はない。テーマは「人生の意味」について。
ステータス
読んだ
こうたろうさんの感想・評価
ふと手に取って読んでみると、深い愛に満ちた実話であった。 特に心に残ったのは、「私自身の中にすべての年齢がまじり合っているんだよ。三歳の自分、五歳の自分、三十七歳の自分、五十歳の自分ていうように。そのすべてを経験して、どんなものだかよくわかっている。子供であるのが適当な場合には、喜んで子供になるし、思慮深い老人であるのがいい場合には、喜んでそうなる。何にだってなれるんだ!私は今のこの歳までのどんな年齢でもある。わかるかい?」という言葉。 年齢を重ねることへの期待を生んでくれたことはもちろんだが、この考え方によって、これまで年齢の老若について考えていたぼんやりとした感覚に説得力が生まれた感じがした。
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