君が手にするはずだった黄金について
小川 哲
新潮社
2023年10月18日
概要
才能に焦がれる作家が、自身を主人公に描くのは「承認欲求のなれの果て」。認められたくて、必死だったあいつを、お前は笑えるの? 青山の占い師、80億円を動かすトレーダー、ロレックス・デイトナを巻く漫画家……。著者自身を彷彿とさせる「僕」が、怪しげな人物たちと遭遇する連作短篇集。彼らはどこまで嘘をついているのか? いま注目を集める直木賞作家が、成功と承認を渇望する人々の虚実を描く話題作!
ステータス
読んだ
こうたろうさんの感想・評価
「全ての局所的な進歩は、大局的な退化である。 局所的な進歩は、結局のところ人間という不完全な存在が、社会という不完全なシステムを動かすために生み出された必要悪や建前であり、必要ではあるけれども結局悪は悪で嘘は嘘だ。 僕たちは局所的な進歩の過程で悪と嘘を内面化していく。」 片桐とババの話がかなり苦しかった。 見ないようにしていた知っている感覚を無理やり見せられた感じがした。 すげえなぁ〜
この本を読んだ人の感想
ショップ
いいね!
あなたの感想も、読書仲間へ
ブックミーで読んだ本を記録して、感想を共有できます。