タカヒロエムブリヲ奇譚(1)
エムブリヲ奇譚(1)

エムブリヲ奇譚(1)

山白 朝子

KADOKAWA

2016年03月25日頃

概要

「わすれたほうがいいことも、この世には、あるのだ」無名の温泉地を求める旅本作家の和泉蝋庵。荷物持ちとして旅に同行する耳彦は、蝋庵の悪癖ともいえる迷い癖のせいで常に災厄に見舞われている。幾度も輪廻を巡る少女や、湯煙のむこうに佇む死に別れた幼馴染み。そして“エムブリヲ”と呼ばれる哀しき胎児。出会いと別れを繰り返し、辿りついた先にあるものは、極楽かこの世の地獄か。哀しくも切ない道中記、ここに開幕。

ステータス

読んだ

タカヒロさんの感想・評価

作家で迷い癖のある蝋庵(ろうあん)と賭博にハマっているダメ男で荷物持ちの耳彦、この2人が旅をする物語です。 旅の中では「エムブリオ」という小さな胎児を拾う話や、人生を繰り返す女性の話など様々な物語を描いています。 この物語は一章完結型の物語なのですが、中でも2章の同じ人生を何度も繰り返す話が好きです。女性はある日老婆からラピスラズリを受け取り、それを機に死んだら生まれた当時に時間が戻るようになり、何度も自分の人生を繰り返し、その度違う男性と結婚し、違う人生を送ります。そして輪廻を繰り返すうちに女性が選んだ決断には驚きました。 短編集のような作りで短いながらストーリーに奥深い展開が描かれており、満足感のある1冊です。

この本を読んだ人の感想

「エムブリヲ奇譚(1)」の感想・レビューをもっと見る

ショップ

Amazon楽天
タカヒロ

あなたの感想も、読書仲間へ

ブックミーで読んだ本を記録して、感想を共有できます。

タカヒロのコンテンツをアプリでチェックしましょう