本の感想・レビュー
8番出口

8番出口の感想・レビュー

川村元気

水鈴社

ISBN: 9784910576046

読者の感想・読書記録

ブックミーに投稿された公開の読書記録です。感想はそれぞれの読者の意見です。

nk2さん

思ったことを色々記録していく。 とりあえず小説自体は1時間程度で読めるので気になる人は帰りの電車で読む用にでも買ってみよう。 ※小説のネタバレはしませんが原作ゲームやそれを取り巻く環境へのネタバレをかなりするので注意 【原作について】 雰囲気が非常に良い間違い探しゲーム、といった内容で、初見時は日本の地下構内の再現度の高さに感動した記憶(今でもすごいと思ってる)。 内容の手軽さから実況されまくってインディーゲーながらかなりの知名度を誇るタイトルにまで上り詰めた、色々とすごいゲーム。製作者は8番出口でいくら儲けたのだろうか... 【映画について】 そしてまさかの映画化。PVでまさかの二ノ宮君主演に、小道具に無限回廊だまし絵のエッシャーを取り入れるなど期待値が意外にも高かった。ゲームのほうはやろうと思えば5分程度でクリアできてしまうため、そんな原作をどう映画化するのか素直に楽しみだった。 ......のだが、監督:川村元気、の文字で色々と察してしまった。 【川村元気の嗅覚】 なんというか、川村氏のコンテンツを創り出す力とでもいうのだろうか。うまく言語化できないのだが、大衆を惹きつける能力の高さを改めて実感した。実況界隈で受けに受けた8番出口を二ノ宮君主演で映画化、なるほどこれは売れそうである。もっと色々思うところがあったのだが、売れそう、の一言で全て片付いてしまった。川村氏は行動力の化身。 【私が思っていた8番出口の映画】 まず、B級映画であるということ。決して否定しているわけではない。私は賛否あったひぐらしやきさらぎ駅の映画をとても楽しめたタイプなので、あの短い原作ゲームを再現しつつもどれだけぶっ飛んだ内容に仕上げてきてくれるのか楽しみだったのです(おじさんが強キャラっぽくなったら面白そうじゃないですか?下らないノリで感想を語り合える映画だろうと思っていて、そこが楽しみでした)。そういうノリで良かったのだが、残念ながら感動路線の映画化は避けられそうにない。...多分自分が少数派なのは承知しています。 【小説の感想】 ネガキャンばかりしてしまったが、小説「8番出口」もそこそこ楽しめた。異変を見逃さないこと、をはじめとした原作ゲームの数少ないフレーズをうまく物語に落とし込んでいて、原作を知っていればニヤリとできるだろう。また、おじさんファンには嬉しい展開もある、かも? ただ、全体的にとにかく軽く、所謂リア充の人達に受けそうな内容だなと思った。あと冷静に考えると(考えなくても)主人公嫌な奴じゃね?って思うし、状況に受け身で対応しているだけで恵まれてるなぁとしか思えなかった。 あとページの色を変えるの、口に関するアンケートが売れたのを見て取り入れてそうでなんか嫌。 なんやかんや言いましたが、映画は絶対見に行くだろうなぁ。あたふたしてる二ノ宮君普通に面白そうだし...おじさん見たいし...

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