本の感想・レビュー
駈込み訴え

駈込み訴えの感想・レビュー

太宰 治/ホノジロトヲジ

立東舎

ISBN: 9784845638895

読者の感想・読書記録

ブックミーに投稿された公開の読書記録です。感想はそれぞれの読者の意見です。

伯方の義母さん

クッッッソデカ感情だ 最初は主が憎くてたまらない男の話かと思ってたけどその裏返しでしたね 「あなたを憎んでいる」って言ってるのに文章の温度は愛… 愛しすぎて暴走してしまった男の話だったよ、なんて愛憎劇……… 愛して愛して、愛してやまなくて、本当は誰よりも近くにいたくて、理解して欲しくて、特別でありたいって渇望してたんだね でもそれが叶わないから、「裏切り」という形でこの愛を終わらせたんだ 「私の言うことは、みんな出鱈目だ」 「泣いたりしてお恥ずかしゅう思います」 あいつが憎い、いややっぱり愛している、いや、やっぱり憎い、そんな行ったり来たりするぐちゃぐちゃで感情の波にのまれてる、それが出ている文… 突然冷静になるのも人間くさくてたまらない この愛が歪んでるとは思えないんだよな~、「歪む」という表現がしっくりこない… ユダは醜い人ではなくて、ただただ愛が積もり積もってしまって、制御できずに暴発したのかな 熱が高すぎる愛だったから、内に秘めておくには限界だったんだろうな 彼が、「あなたを愛している、苦しい、」って伝えられてれば、こうはならなかったのかな 憎しみを孕む前に、惨めさを隠さずに、「愛している」、それだけを言えたら、よかったのかな でもそれができなかった人間の話だもんな…… プライドも嫉妬も劣等感もあるから…切ないな… クソデカ感情によってめちゃくちゃになってしまう人間、たまんね~~!!!! もっとこういうの読みたいね~~~~ チャッピーによると⬇️ この話は • 舞台:聖書の世界(イエスとユダ) • 書かれた時代:昭和15年(1940年) つまり キリスト教の物語を借りて、太宰が自分の心を書いてる。 太宰自身も • 神に憧れる • でも信じきれない • 救われたい • でも救いを壊してしまう そういう人やった。 だからこれは宗教小説というより 太宰の告白小説に近い。 とのこと。太宰治について明るくないから、これから太宰治について理解していきたいネ

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miさん

愛憎!!最高!!

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