大好きな千早茜さんのわるたべシリーズ。今回も美味しそうな食べ物にまつわるエッセイを堪能させてもらった。 わたしが千早茜さんを好きなのは、品があって想像力を掻き立てられる控えめ且つ力強い文章や、美味しそうな食べ物の描写など、作家としての筆力ももちろんなのだけど、彼女と自分の類似点があまりに多くて、気持ちがわかるなーと思う部分が多いからだ。 繊細で(神経質とも言える)、こだわりが強くて、いつもうっすら体調が悪くて、人と関わることが苦手で内向的で‥。エッセイを読んでいると「わたし以外にもこういう人いたんだ!」と嬉しくなるくらい。 ひとつ大きく違うのは、わたしは食べることが好きだけど、千早さんのように食べ物を美味しくいただくための努力をするのが苦手なところ。だから千早さんのエッセイを読んでいると、わたしもこんなご飯作りたい!とか、こういう生活したい!と思わせてくれる。 デパ地下で買う有名なお店の美味しいもの、初めて食べる国の料理、自分に合わないけど好きになりたい食べ物。千早さんの食べ物フィルターを通して見た世界は、本当に魅力的なのだ。
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千早 茜
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ISBN: 9784834254006
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