うーん。うーん。 この熱情や衝動に共鳴するには、少々経験しすぎているのかもしれない。その人間の生死が周囲の人間にどのような感情に至らせるかという点において。 あるいは、経験してなさすぎるのかもしれない。ここに描かれたような恋愛なりそれに準じた精神のやり取りをしてこなかったという点において。 私にはどうにもこの恋愛的衝動が物語に絡むと気持ち悪く感じたり、冷めた目で見てしまう傾向があるみたいだ。 なにかあるな、と思う。自分を紐解く鍵が。 ただ、ウェルテルの考える「なんて自分の世界だけで物事を考えるひとなんだ」という憤りのようなものには心当たりがある。 憤りとまではいかないまでも、自分の世界が全てじゃないんだよなあ…という気持ちをひとに対して抱いてしまうことは、ある。 死についての考えは別途メモした。
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ゲーテ
イースト・プレス
ISBN: 9784781602202
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