強烈な邦題が気になり手に取ったけど、原題は『Arguing For a Better World』と、本当に同じ本かと疑うタイトル。なんでこんな扇動的な邦題にしたんだろう。 「発言や行為だけを切り取って評価するのではなく、『なぜその発言や行為がなされたのか』という背景や歴史をちゃんと見ようね」ということが一貫されていて、タイトルの『男はクズ』発言も、発言自体の良し悪しよりも「なぜ彼女がそこまでの発言をしないといけない状況になったのか」をみて判断しようねと。当然で簡単なことのように思えるけど、SNS等のテキストコミュニケーションが伝達手段の大半を占めている昨今、言葉尻を捉えて感情的になってしまう事が増えてるのかな。自分も気をつけないと。 黒人差別などは正直自分事に捉えられなくてわからないところもあったけど、『マンスプレイニング』の章は全男性が読むべき。読んでて罪の意識で凹みました…。 *マンスプレイニング…男性がやたら女性に物を説明する行為。
元の読書記録を見る男はクズと言ったら性差別になるのかの感想・レビュー
アリアン シャフヴィシ/井上 廣美
柏書房
ISBN: 9784760155682
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