家猫(?)と野良猫が相棒になる話だったので、「ルドルフとイッパイアッテナ」みたいだなと思いました。 ただ、ルドルフより生々しい野良猫の世界が描かれています。ルドルフはのんびりした仲良しネコちゃんたちの話だけど、こちらの野良猫たちは自由気ままで群れることがありません。ノネズミを食べる描写もあり、残酷にも思えますが、それが野良猫のリアルですよね… だからこそ、全体的に暗くて、深刻な感じで、笑いを入れようとしているのかなと思える場面もあるけど笑えませんでした。 さらに、上中下巻の上なので、登場人物紹介と住んでいる場所の説明がメインで話があまり進まず、少し退屈でした。 物語が動き始めたところで終わったので、続きに期待します! 「ヒゲのぬけ始めは命の抜け始め」なんていう言葉が出てきたので、題名からして主人公か誰かが命を落とすのではないかと、ちょっと心配です。
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上野瞭/町田尚子
理論社
ISBN: 9784652205457
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