ひげよ、さらば(上)
上野瞭/町田尚子
理論社
2023年04月18日
概要
おれはヨゴロウザ。二本足のいうところの記憶喪失らしい。(おれの知っている世界はどこにいったんだ…。)これがすべての始まりだった。-うたえ、猫たちの叙事詩を。
ステータス
読んだ
チャロンさんの感想・評価
家猫(?)と野良猫が相棒になる話だったので、「ルドルフとイッパイアッテナ」みたいだなと思いました。 ただ、ルドルフより生々しい野良猫の世界が描かれています。ルドルフはのんびりした仲良しネコちゃんたちの話だけど、こちらの野良猫たちは自由気ままで群れることがありません。ノネズミを食べる描写もあり、残酷にも思えますが、それが野良猫のリアルですよね… だからこそ、全体的に暗くて、深刻な感じで、笑いを入れようとしているのかなと思える場面もあるけど笑えませんでした。 さらに、上中下巻の上なので、登場人物紹介と住んでいる場所の説明がメインで話があまり進まず、少し退屈でした。 物語が動き始めたところで終わったので、続きに期待します! 「ヒゲのぬけ始めは命の抜け始め」なんていう言葉が出てきたので、題名からして主人公か誰かが命を落とすのではないかと、ちょっと心配です。
この本を読んだ人の感想
ショップ
あなたの感想も、読書仲間へ
ブックミーで読んだ本を記録して、感想を共有できます。