SNSで人気だったのを見て、なんて新しい角度からのエッセイなんだろうと思い購入。わたしも虚弱とまでは行かないまでも、普通の人より体力がなく身体も弱いので、同じような経験をしている人のエッセイを読んで共感したい、なにかヒントがあるかもと思い。 ところが終電さんの虚弱度はわたしなんぞが比べては失礼なんじゃないかと思うほどで、こんなにあちこち身体が思うように動かないと、それはそれは辛いだろうと想像できた。 ただエッセイとして読むと、とにかく心にズンとくるというか、どんどん気持ちが暗くなる。頑張っても頑張っても思うように動けない終電さんの気持ちになってもどかしくなり、そしてこれという解決法がないことが辛い。 ユーモラスな面はあまりなく、とにかくこれも難しい、あれも出来ない、という出来事の羅列に辛さが増す。 もちろんご本人が一番辛いのは重々承知なのだけど、読み物としては好きになれなかった。
元の読書記録を見る虚弱に生きるの感想・レビュー
絶対に終電を逃さない女
扶桑社
ISBN: 9784594100933
読者の感想・読書記録
ブックミーに投稿された公開の読書記録です。感想はそれぞれの読者の意見です。
マイナスをゼロに戻してやっと人と同じスタートラインに立つってめちゃくちゃしんどいんだよね。周りの多くの人はそんな努力もせず普通に生活を送れているから。
元の読書記録を見る体力に難ありの私にとっては実に興味深かった。原因不明の体調不良で悩んでいるのが自分だけではないというのは心強い。 ただ、ところどころ理解できない部分もあった。改善が期待できそうなアドバイスを頑なに実行しないとか。生活できないくらい困っていたら藁にもすがる思いで何でも試すもんだけどなあ……? (体力が無いから出来ないというわけでもなさそうだし) 身体的な問題に加えて、筆者の生まれ持った性格も人生をハードモードにしている大きな要因に見えるので、シンプルに身体だけがしんどい人は共感しづらいかもしれない。 それでも、きっと読んでよかったと思える。 とても貴重な一冊。
元の読書記録を見るあなたの感想も、読書仲間へ
ブックミーで読んだ本を記録して、感想を共有できます。
ブックミーアプリをダウンロード