やっぱり何度読んでも、桜風堂ものがたりの世界観には引き込まれてしまう。 ダイパなど時間の効率、時間の速さ…それらが重視される時代から浮き出るように、ゆったりと一歩一歩踏みしめるように時間が流れる物語。 書店員の月原一整さんとその周りの人々との交流が、緩やかな毛糸で結ばれるかのように描かれているのも、心にほんわりとした余韻が残される一因なのかもしれない。 桜野町…実存していたとしたら、私も行きたい。
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村山 早紀
PHP研究所
ISBN: 9784569768809
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