本の感想・レビュー
モルヒネ

モルヒネの感想・レビュー

安達千夏

祥伝社

ISBN: 9784396332983

読者の感想・読書記録

ブックミーに投稿された公開の読書記録です。感想はそれぞれの読者の意見です。

カキささん

痛い、痛みが伝わる 幼少期のシーンが本当に辛い 姉はお母さんのところに行けたのか、水に溶けるように、水に還るように 「ぐあいがわるいひとは、おとなしくねてなさい」 いつでも死ねるように医者になった。本当に辛い。 もう会えない、なんで彼なんだ、なんで私じゃないんだ、苦しい辛い。 「あらゆる苦痛からふたり同じ速度で遠ざかるだろう」 泣いてることがバレないように。死が近いせいで生を感じることが苦しくなる。この体が、動かなくなるのか、私を想えなくなるのか、私には頬を濡らすことしかできない。 「モルヒネは、耐えがたい苦痛を取り去り、患者を楽に生かすためにある。だが、もし、生きてあることそれ自体が苦しみであるなら、医師は、どのようにしてその患者の力になればいいのだろう。」

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