これもたまに読み返したくなる本だな、と。 きっと、ちょっとした孤独や投げやりな気持ちが顔を出した時、必ずその時の自分にぴったりな形で寄り添ってくれるだろう。 台湾やイタリア、八丈島。 それぞれの場所の雰囲気もなぜか知っている気分になる。 この人のこと知っているな。この感情知っているな。そんなことが詰まっているから、そうなるのかな? 「覚悟が決まっていると見えてくる景色はみな穏やかで、地の底が海の底か、そんなところから眺めているようだった。」 「人生は禍福で編まれた縄ではなくめくるめく瞬間の連なりなのだと思うようになった。」 「なんとかなる。悲観でも楽観でもない。目盛りいつもなるべく真ん中に。なるべく光と水にさらされて。情けは決して捨てず。」
元の読書記録を見るミトンとふびんの感想・レビュー
吉本 ばなな
幻冬舎
ISBN: 9784344433632
読者の感想・読書記録
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もっと大人になってこの本を読み返したらきっと感じ方が変わるだろう。この話が心に深く染み入るまでの喪失感というか人生経験が今はまだない。
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