リアリティあって、切なくなった
元の読書記録を見る明日の記憶の感想・レビュー
荻原浩
光文社
ISBN: 9784334743314
読者の感想・読書記録
ブックミーに投稿された公開の読書記録です。感想はそれぞれの読者の意見です。
初め、この本を手に取ったとき若年性アルツハイマーという言葉を耳にしたことはあったけれど正直親近感はなかったし、どういうものか深く向き合ったこともなかった。この本を読み進めていくうちに普段当たり前だったことも忘れていく雅行の苦しみやそれをそばで支えていくもどうすることもできない枝美子の葛藤に心を動かされた。この本を読んで当たり前の生活のありがたさに改めて感謝することができたのと同時にこのような症状がある人が本のなかだけでなく実際におり、自分や自分の周りも将来的にこの病をかかる可能性があるという事実に対して自分だったらどのように受け止め、どのような行動をとるだろうと読み終わった後もしばらく余韻が残り、すごく考えさせられた1冊だった。
元の読書記録を見る若年アルツハイマーを宣告された会社員と寄り添う妻の物語。 得意先との約束を忘れて、道に迷い、自尊心が破壊されていく。 それでもメモを取りため、抗う姿が見ていて悲しい苦しい。 結末は分かっていても切なくて、 胸が押し潰されそうでした。 映画化されていれば、 観たいと思って調べると、 主演が渡辺謙さん。絶対観よう。
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