あまりにも面白かった。 いや〜面白かった。 内容とは関係ないが、自分自身が、大学時代に分析美学の端の端を齧っていたこともあり、懐かしさを覚えた。 特に「2章:性的雰囲気」と「3章:性的ペルソナ」を巡る主張には思わず、唸った。おもしれぇ〜って。 ただ、「第1章:性的なものの何が悪いのか」における、言語哲学者J・Lオースティンの言語行為論に立脚した、非言語行為における言語行為の主張はやや共感できない部分があった。 それにしても、一冊の本に簡潔かつムダなくまとめられた「性的/えっちさ」を巡る考察は今後の、この分野開拓の礎になる予感。 自分が大学生の時にこれと出会っていたら、間違いなくこの方向で論文執筆に踏み出していたはず。
元の読書記録を見る性的であるとはどのようなことかの感想・レビュー
難波優輝
光文社
ISBN: 9784334108199
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