おもしろかった。セックスツーリズムをモチーフに、西欧が生み出した資本主義の空虚、そして、フランス人に生まれ、パリという都市で本質的には放蕩している主人公の喜びと諦観を描いている。資本主義のコントラストとしてイスラム教を持ち出すアイデアも納得できる。思想的なテーマをエンタメに昇華させた傑作。文章は読みやすい。やっぱり初期の村上春樹を感じた
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ミシェル・ウエルベック/中村 佳子
河出書房新社
ISBN: 9784309464145
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