描き下ろし作品はないので、星野氏のマニアの方は買う必要はないかもしれないが、作者によるあとがきとコドク・エクスペリメントのネーム資料が付いている。私は選集も含め数作品読んでいるが、「はるかなる朝」と「荒野への脱出」以外は初めて読んだ。 主に70年代半ばの初期作品と80年代前半の作品で構成されており、手塚治虫からの影響が濃い初期の画から緻密な画の変化を楽しめる。2014年の恐竜モノ「雷鳴」もある共通テーマによって選ばれている。 明らかに現在の世界情勢を意識して作品が選ばれており、星野氏の作品を読んだことのない人には特にオススメである。 (余談だが、あとがきから星野氏が現在の米露に対してよく思っていないことが伺え、安心した)
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星野 之宣
河出書房新社
ISBN: 9784309257990
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