本の感想・レビュー
嘘つきジェンガ

嘘つきジェンガの感想・レビュー

辻村 深月

文藝春秋

ISBN: 9784167924362

読者の感想・読書記録

ブックミーに投稿された公開の読書記録です。感想はそれぞれの読者の意見です。

ましろさん

○2020年のロマンス詐欺 ・41p 「誰かを救うなら____オレを救ってほしかった。」という言葉がとても印象的だったけど、結局、そう思った相手のことは忘れて未希子に入れ込んでたあたりが、コロナ禍で人が恋しくて寂しくて、知っている人に縋ってしまいたくなるような人間臭さを感じた。 ・詐欺に加担しているのではと薄々気づいている、気づいてしまった時のしんどさがとても伝わってきた。そのあたりから、家に凸る→逮捕されるあたりは緊迫感を感じてハラハラしていたが、最後に娘の一華が会いに来る場面ではなんだかあっけらかんとした空気を感じて、不思議な感覚の物語だった。

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