まず、当時の事情を汲まずに単なる感想を言うとしたら、学生運動って何やってんのよ?しょうもない…って感じ。ただそれで人生狂わされた人がいっぱいいて、まぁ大変だったんだろうなーと思いながら、その当事者の体験談として前半は読んでいた。その辺りは、当時の大学生は色々考えてて今とはだいぶ違って大人びてるなーと思いつつ、若干退屈に感じたけど、後半のインタビューはすばらしい。加害者側の無関心と無反省、軽薄さ、そしてそんな人間が最終的に大学で物を教える側として、偉そうなことを言っているという醜悪さ。こんな相手とも対話を通して、意見の相違を確認したり、かつ認められる意見は認める筆者がすごいと思ってしまった。
元の読書記録を見る彼は早稲田で死んだ 大学構内リンチ殺人事件の永遠の感想・レビュー
樋田 毅
文藝春秋
ISBN: 9784167922061
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