「日日是好日」が映画化されることになり、お茶の監修役を務めたときのことを綴ったエッセイ。 森下さんの素直でピュアな視点が素敵で、読者も立ち会っているような感覚になる臨場感も素晴らしい。最初は「監修役なんて責任の重い仕事、しません!」と突っぱねるのも、森下さんらしくて好き。映画がどうやって作られるのか、知識がないわたしにとっては、森下さんと同じ視点で「こんなふうに作るのか」と学びながら読み進められて、ページを捲る手が止まらなかった。 樹木希林さんが大好きなので、所々に彼女の人柄が垣間見れるのも良かった。女優さんって、本当にすごいんだな‥。 森下さんの過去が、女優さんたちによって蘇り、新しい命が吹き込まれる様子に、視界が歪んだ。
元の読書記録を見る茶の湯の冒険 「日日是好日」から広がるしあわせの感想・レビュー
森下 典子
文藝春秋
ISBN: 9784167921934
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