平野啓一郎の世界にもう一度入りたくて手に取った作品。読み心地はやっぱりしっくり来るけれど、共感を覚えるには今の自分ではまだ経験不足だと感じた。人を愛するのにその過去を知る必要があるのか、また、必ずしもその人間の口から語られる過去というのが事実であるのか、それを詮索することの意味、というのは考えるのが面白かった。 自分の人生が、誰かの人生と交換可能なら、自分は交換するんだろうか、絶対に手放したくないと思えるような人生になっているだろうか。 例によって読了後に映画も観てみたが、賛否両論あると思うけれど、核となる部分だけに時間を割いて丁寧に描かれていたのは良かったと思った。
元の読書記録を見るある男の感想・レビュー
平野 啓一郎
文藝春秋
ISBN: 9784167917470
読者の感想・読書記録
ブックミーに投稿された公開の読書記録です。感想はそれぞれの読者の意見です。
あなたの感想も、読書仲間へ
ブックミーで読んだ本を記録して、感想を共有できます。
ブックミーアプリをダウンロード