本の感想・レビュー
風と共にゆとりぬ

風と共にゆとりぬの感想・レビュー

朝井 リョウ

文藝春秋

ISBN: 9784167914950

読者の感想・読書記録

ブックミーに投稿された公開の読書記録です。感想はそれぞれの読者の意見です。

Ayumiさん

ずっと面白いと聞いていた朝井リョウさんのエッセイ。彼の小説は何度か読みたいなと思ったことがあったものの、テーマ的に興味を惹かれるものがなくて断念していた。面白いとされるエッセイの中には面白くしてやろうという魂胆が見え隠れするものもあり、そういう文章には引いてしまうので、朝井リョウさんのエッセイもあまりの評判の良さに警戒していた。でもYouTubeで「どんなに落ち込んでいても絶対に笑える」と紹介されているのを見て、今だと思って購入。結果、本当に評判通り面白かった。 朝井リョウさんのエッセイの面白さは、何層にも重なっているけれど、まずは言葉選びのセンスが素晴らしい。次々と投げられる変化球に「ここでそんな言葉を持ってくるのか!」と思っていると、また次の文章で意外な言葉が綴られる。読み始めてすぐに「あ、このひとはさくらももこさんが好きだろうな」と思ったのだけど、読み進めているうちに朝井リョウさんの方から「私はさくらももこさんが好き」と申告してくれたので「やっぱり!」という気持ち。それに加えて彼の日常に褒め言葉としてのくだらなさが散りばめられていて、更にはちゃんとオチがついているのも素晴らしい。個人的には「レンタル彼氏」「大好きな人への贈り物」が好きで、これを読んで家族にも読むように勧めたほど。 星をひとつ減らしたのは、「第二部」が新聞での連載だったこともあってか、朝井節が控えめで「普通のエッセイ」になってしまっていることに退屈してかなり飛ばしてしまったから。第一部が濃かっただけに、第二部の物足りなさが引き立ってしまった。そして描き下ろしの肛門記は、第一部と同じトーンだったので面白く読み終えた。 ずっと読んでいると胸焼けするだろうか、と思いながら読み勧めたが、そんなこともなく最初から最後まで朝井リョウというひとの面白さを存分に味わうことができた。ちょっと自虐的で、ひねくれてもいて、頭の回転が早くて、ぶっ飛んでいる朝井リョウさんが好きになったので、新作のイン・ザ・メガチャーチも読んでみたいと思っている。

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Pokkeさん

なんも考えたくないときに買って、なんも考えずに笑って読了しました。朝井さんに感謝。たまにはサービス精神旺盛なエッセイもいいよね。

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しろくまさん

久々に声を上げて笑わせていただいた。 本読んでこんなに笑い転げたのはいつぶりだろう。 最近かなり重い内容の本ばかり読んでいた気がするので、良い意味でくだらなくて面白かった。 肛門記は本人からしたら笑い事ではなく、もはや他人に笑って欲しいくらいに笑えないほど辛かったのだろうが、笑ってくれ!という熱情を感じ、心から笑わせていただいたので少しでも成仏されたし。朝井さんの肛門。

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しなやかなババアさん

何を読まされてるんだろうか?という気持ちになりました。声出して笑いました。 いんきんたむし。痔瘻。新しい言葉を覚えました。

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じゅりんこさん

第二弾も爆笑🤣 声出して笑った。何度読んでも笑える。 プロムナード(日経の連載が間に収録されている)はまあまあだったけど。

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