なかなか衝撃的な芥川賞受賞作。 ラストはそう来たかと圧倒された。 やまゆり園の事件だったりを色々思い出した、そういうこともあったなと思えちゃう私って恵まれてしまっているのだな。 体育会系を憎むエリート気取りの文化人って無意識の差別意識を持っているよね、確かに。
元の読書記録を見るハンチバックの感想・レビュー
市川 沙央
文藝春秋
ISBN: 9784163917122
読者の感想・読書記録
ブックミーに投稿された公開の読書記録です。感想はそれぞれの読者の意見です。
作者にしか描けない作品だと強く感じた。 この作品の構成が、作者の思考を擬似的に体験させる一方で、気づけば俯瞰的に、気づけばさらに別の感覚で読んでいる時があった。 すごい作品だ。
元の読書記録を見る強烈で過激、それでいて「普通の女みたいに妊娠して、中絶したい」願望は健全な欲求に思えたし、「読書」に対する静かな怒りをぶつけてる唯一無二の内容だった。芥川賞を受賞した際の作者インタビューを見てから読んだのもあって、主人公=作者としか思えず読んでいて胸が抉られるような感覚になった。私は中絶賛成派の立場なので拒否感ゼロで読めたし、なんなら賞賛したい。
元の読書記録を見る性的な描写満載。短いのでするする読めた。そう、清らかな井沢釈華さんは本来こういう人間だったのにね。
元の読書記録を見る文学だ。面白い。誰かと感想を話したくなる。
元の読書記録を見る文芸誌のGOATで市川沙央さんの短編を読んで、文章が興味深いなと思い、ずっと知ってはいるものに読まずにいたハンチバックをKindle Unlimitedで読んだ。 ただ衝撃すぎて感想が書けない。 モラルとは、生きるとは、尊厳とは。 障がいを持った人の目線で描かれる世界は、健常者と呼ばれる多くの人には未知の世界なのだけど、そこにあるモラルというのもわたしの知っているそれとは違うのだろうか。 思うように体を動かせない、やりたいことが一切できない、でも知能は高い主人公のとんでもない願いを「それはモラル的にどうなの?」と、わたしは言える立場にいるのだろうか。 色々と考えさせられる内容で、文章も面白く読めたのだけど、なにせ性描写がグロテスクで直接的なので、そういう類が苦手なわたしはもう二度と読まないだろうと思う。
元の読書記録を見る既読。とてつもない熱量と執念が詰め込まれた本だったと記憶しているが手元に無いので多分売ったのでしょう。 芥川賞受賞作品って腐った現代社会に一石を投じるみたいな作品が多くて胃もたれしてしまう(じゃあ読むな)
元の読書記録を見る最近、読書バリアフリーについて学ぶ機会があり、その中で講師の先生に勧められたので読んでみた本。 読書をすることが困難な方が読書と向き合う話だと思って読み始めたので、いきなり性描写から始まってびっくりしました。 内容も、読書よりももっと大きな願いや想いの方が書かれていたように思います。 読書バリアフリーについてもっと知りたい、考えたいと思って読み始めたので、そういう意味では拍子抜けでした。 でも電子図書はあまり好きじゃないなと思っていた自分の視野の狭さには猛省させられました。
元の読書記録を見る生々しい本、、後味もドロっとした感じ 作者の怒りが投影されているって解釈でいいのか?
元の読書記録を見る経済的自由と身体的不自由と女性性。 経済的不自由と身体的自由と男性性。 求めるものは「生」ではなく「性」であった。
元の読書記録を見る障害者の方が書いた本ということで、勝手に暗くて悲しい内容を想像していた。その想像は間違っていた。障害があるからこその欲求がある。
元の読書記録を見る障碍者ってまるで自分とは違う存在、労わらなければいけないと勝手に勘違いしていた。 向こう側から見る景色がこんなにも違うのか。同じ空間にいながらもまるで別の惑星のようだ。
元の読書記録を見るあなたの感想も、読書仲間へ
ブックミーで読んだ本を記録して、感想を共有できます。
ブックミーアプリをダウンロード