「人間を人間たらしめる要素は何か?」という哲学的問いを通奏低音として、誰が人間で誰がアンドロイドなのか分からないスリリングな物語を描いている コテコテのSFはほとんど人生初なので、SFってこんなメッセージ性強いんだとビックリした あと最初固有名詞に馴染めなくてツラかった 同時代や最近のSFを読まないと評価しにくいな
元の読書記録を見るアンドロイドは電気羊の夢を見るか?の感想・レビュー
フィリップ・キンドレッド・ディック/浅倉久志
早川書房
ISBN: 9784150102296
読者の感想・読書記録
ブックミーに投稿された公開の読書記録です。感想はそれぞれの読者の意見です。
人間と人間型ロボットの区別が難しくなった世界の話。見分ける方法は、共感する能力があれば人間。でもAIもめっちゃ共感してくれるしな〜〜。
元の読書記録を見る人間性とは何か。 人間の性質をそっくり真似できるアンドロイドと人間を隔てるものは何か。この本の中では感情移入ができるかどうか、だと書かれている。 これは火星から脱走してきたアンドロイドを狩ることを生業としている主人公の話だ。 どこから見ても人間にしか見えないアンドロイドたちは人間の社会の中に身を隠しているものもいる。だが、たまに垣間見える人間にはない不自然さや違和感、冷たさ。その逆に人間でもアンドロイドのような冷酷さを備えているものもいる。 人間とは何か。人間を人間たらしめるものとは。 SF小説の体をしながら哲学的な問いを投げかけてくる。読み終わったあと、しばらく考え込んでしまった。かなり内省させられる内容だった。 小説自体は絶え間なく面白く、読み切るのに全く苦労しなかった。翻訳本の中でもかなり読みやすい方だと思う。
元の読書記録を見る想像よりは地味だった。しかし人間の心理に迫るタイプの本だった。
元の読書記録を見るあなたの感想も、読書仲間へ
ブックミーで読んだ本を記録して、感想を共有できます。
ブックミーアプリをダウンロード