2023/7/22読了。 映画化されている作品ということもあり少々期待度が高くなってしまっていたかも? 三つのストーリーや人間模様が交差するギミックまでは良かったものの、登場人物が多いためか、冒頭で発生した衝撃的殺人事件の真相や、犯人の歪んだ人間性を切り込むまでには至らず、少々肩透かしをくらった気分。 結局は「犯人はもともと歪みを抱えた、変な奴だったのか?」という何ともぼんやりとした結論にしか至らず、「ページ数が足りなかったのか?」等と制作側の苦慮を邪推してしまう程度には、読後のスッキリ感が乏しく感じられた。
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吉田修一
中央公論新社
ISBN: 9784122062139
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