ある朝目覚めたら虫になっていた、という非現実性と主人公の家族が抱く不安や邪険さが際立っていた。また、原案が異国語であるゆえに随所に慣れない言い回しが使われていて読み進めるのに時間を要した。
元の読書記録を見る変身の感想・レビュー
フランツ・カフカ
新潮社
ISBN: 9784102071014
読者の感想・読書記録
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古い訳だったせいかとにかく読みにくかった(原田義人さんすみません。)、ページをめくるたびに前のページの出来事を全て忘れるので何度も戻った。内容を掴めないうちに妹は仕事に出るわ下宿人が出たり消えたりするわでページを飛ばしたのかと思った。 メタモルフォーゼというくらいだから最後は人間の心が完全に消えて蛾にでもなって外に出て死ぬのかと思っていたけど全然違った。怖かった。カフカさんは病んでいたのですか? 昔の話だから女(妻)がもっと大人しいのかと思っていたが結構ズケズケ喋っていた。昔は本当に、神経衰弱だとかなんとかで倒れて休んでいられるので羨ましい。
元の読書記録を見る読書開始時点では何を言いたい話なのか判然とせずぼやけて読んでいました。作品の半ば頃に執筆時のドイツが第一次世界大戦敗戦直後であったと知ったあたりからカフカが言いたいことが朧気ながら分かったような気がします。ただ、それでも全体として難解でテーマもよく分かりませんでした。
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