本の感想・レビュー
華胥の幽夢 十二国記

華胥の幽夢 十二国記の感想・レビュー

小野 不由美

新潮社

ISBN: 9784101240602

読者の感想・読書記録

ブックミーに投稿された公開の読書記録です。感想はそれぞれの読者の意見です。

ゆっぱさん

十二国記本編に連なる短編集。「乗月」が風流があって1番好き。1番インパクトがあったのは表題の「華胥」。王朝の最期を描いた話だが、現代の私たちに通じるリアルさがあった。そしてどんなホラー話よりホラー。読んでいて色んな意味で肝が冷える瞬間が何度もあった。そして山田画伯のあまりに美しすぎる表紙が逆に不気味だ…。一見ただただ美しいが、白い服は喪服、王の失道を促した華胥華朶を持って幸福そうに微笑んでいる采麟。 「責難は成事にあらず」 「正す、ということは、そういうことではないのかしら。そちらじゃない、こちらだと言ってあげて初めて、正すことになるのじゃない?」 「人を責めることは容易いことなんですよね。特に私たちみたいに、高い理想を掲げて人を責めることは、本当に簡単なことです。でも私たちは、その理想が本当に実現可能なのか、真にあるべき姿なのかをゆっくり腰を据えて考えてみたことがなかった気がするんです」

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チャロンさん

再読。短編集だけど王が主人公の話ばかりなので華がありました。 いろいろな国の王様のことが分かってきたので、ちょっと一度紙に書いてまとめてみたくなりました。 陽子は漣王に話を聞いて力の抜き方を学ぶのもいいんじゃないかと思いました。

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