すごく穏やかな映画を観ている感覚になる 紙に文字を書く、数式を書く、そのあたたかさまで伝わってくる一冊
元の読書記録を見る博士の愛した数式の感想・レビュー
小川 洋子
新潮社
ISBN: 9784101215235
読者の感想・読書記録
ブックミーに投稿された公開の読書記録です。感想はそれぞれの読者の意見です。
また読みたい一冊
元の読書記録を見る事故の影響で80分しか記憶が持たない元数学教師こと博士と、博士の家政婦をしている主人公、主人公の息子「ルート」。3人が数学を通して仲を深める物語。普段何気なく見ている数字や数学の美しさと数学を愛した博士の不器用な優しさが感じられるお話だった。
元の読書記録を見る小学生の時に両親から勧められて読んだ小説。天才博士でも歳をとるとこんなに変わってしまうのかと子供ながら衝撃を受けた作品です。ただ、この本を読んで数学に興味が出てきて、√を理解してみたくなりたくさん勉強しました。僕の両親の数学に興味を持たせるためにこの本を読ませた作戦は成功と言っていいのではないのでしょうか。
元の読書記録を見る数学とタイガースと純文学が見事に結びついて、小説になっていた。家政婦の私とルートと、博士の三人の数学を通した美しい絆が見事に表現されている。
元の読書記録を見る数学の話は半分くらいしかわからなかったけど、非常に綺麗で優しいお話だった。 やっぱり名作と呼ばれる本はすごい!と感じさせてくれた。
元の読書記録を見る数学好き
元の読書記録を見る数学嫌いな私にとって数学が好きになるきっかけになればいいなと読み始めました。 何事にも、純粋に賞賛する博士。 読んでいて、どんな数字にも素晴らしい価値が あるように見えてきます。 中でも 「物質にも自然現象にも感情にも左右されない、永遠の真実は、目に見えないのだ。 数学はその姿を解明し、表現することができる。 なにものもそれを邪魔できない」 という文は、論理的な思考を有する数学ならではの視点ではないでしょうか この話見た後なら、数学の抵抗感も 和らいでいるはず…
元の読書記録を見る第1回本屋大賞受賞作 やはり第1回の作品は読んでおかないとと思い手に入れた翌日読了。 80分しか記憶のメモリーがない博士とその家政婦、そしてその息子の3人の物語。 記憶が保たない人を前にした時、自分はどう接するだろうかと考えさせられた。 それと同時に毎朝起きるたびその現実に向き合うことになる張本人となったとき自分はどう感じるだろうと。 この作品の登場人物はかなり絞られていて(ほぼこの3人のみ)ほとんどが家の中での日常の話。 この作品を読んだ人たちがどのシーンに心動かされたか、またどんな感情を抱いたかなど他の人の感想を知りたいなと思った。
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