主人公、加藤文太郎の心の声と、何度自分自身を重ねたか分からない。 周りに理解されなくても自身の葛藤を抱えて進む気力。 特権階級や「持つ者」「持たざる者」に分けられてエネルギーを活かせない悔しさ。 時代を感じとり、このまま利用されるより、山に殉じようと半ば遭難のような冬山行。 最期に少しだけ感じた「普通の家庭の温かさ」 読むたび、山に行くな!行ったら死ぬぞ!と呼びかけてしまうが、風吹に消える結末は当然変わらない。 文太郎は「寂しがるため」に山に登り続けたのだろうか…………
元の読書記録を見る孤高の人 上の感想・レビュー
新田 次郎
新潮社
ISBN: 9784101122038
読者の感想・読書記録
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主人公、加藤文太郎の心の声と、何度自分自身を重ねたか分からない。 周りに理解されなくても自身の葛藤を抱えて進む気力。 特権階級や「持つ者」「持たざる者」に分けられてエネルギーを活かせない悔しさ。 時代を感じとり、このまま利用されるより、山に殉じようと半ば遭難のような冬山行。 最期に少しだけ感じた「普通の家庭の温かさ」 読むたび、山に行くな!行ったら死ぬぞ!と呼びかけてしまうが、風吹に消える結末は当然変わらない。 文太郎は「寂しがるため」に山に登り続けたのだろうか…………
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