おとぎ話のようなんだけど、ラストの人間味がぎゅっぎゅ。
元の読書記録を見る砂の女の感想・レビュー
安部 公房
新潮社
ISBN: 9784101121154
読者の感想・読書記録
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男が迷い込んだのは、ゆっくりと砂に呑まれつつある集落だった。村の者は、高さ2mの砂の穴底にある家に泊まるといい、と言う。そこには或る未亡人が住んでいた。男が起きると、地上への縄梯子は消え失せていた……。 砂と朽ちゆく家と未亡人。この本には、砂を含んだ風の音とすえた臭いとがある。それらの中に異質として確かに混ざった、男と女の粘膜の擦れ合いも。 全てが無慈悲で、だからこそ終章があまりにも美しい。 読んでよかった。
元の読書記録を見る砂丘の真ん中で蟻地獄に落とされる。 先客の女との砂生活を余儀なくされた男はどうにか抜け出そうと試みるが、、、 砂の性質のなんとも恐ろしいこと。そして全身に砂を纏った女のなんと艶めかしいこと。設定としては現実とSFの中間あたりだろうか、その独特な世界観に脳がバグってしまう。 蟻地獄での生活、私は少し興味あるかも。
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