三島由紀夫にしては珍しいわかりやすい本。きゅんきゅんする
元の読書記録を見る潮騒の感想・レビュー
三島 由紀夫
新潮社
ISBN: 9784101050447
読者の感想・読書記録
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三島由紀夫にしては珍しいわかりやすい本。きゅんきゅんする
元の読書記録を見る三島由紀夫の文の美しさもさることながら、 舞台の島を選んだ理由が純粋。 パチンコ屋などの娯楽施設がなく、男同士のステータスの争いも「大きな船の漁師になれるか」と醜くないような島を探して、 三重の神島を選び、島旅館に滞在して執筆したそう。 「箪笥〜長持ち〜鋏箱〜」と口ずさむ少女と 煌びやかな伊勢湾の潮騒が混じる「音」が、 美しく聴こえてきそうな純粋な一冊。
元の読書記録を見る三島由紀夫の文の美しさもさることながら、 舞台の島を選んだ理由が純粋。 パチンコ屋などの娯楽施設がなく、男同士のステータスの争いも「大きな船の漁師になれるか」と醜くないような島を探して、 三重の神島を選び、島旅館に滞在して執筆したそう。 「箪笥〜長持ち〜鋏箱〜」と口ずさむ少女と 煌びやかな伊勢湾の潮騒が混じる「音」が、 美しく聴こえてきそうな純粋な一冊。
元の読書記録を見る三島由紀夫は何冊目かな❓でも全く分からない。たまたまこのアプリで見た日に、図書館の今日帰って来た本棚にあったから一気読みしたが、ますます三島由紀夫は分からない。何なのこのハッピーエンドは?東京のど真ん中で、三代連続東大卒の彼が、何故海の男が描けるの❓海女の女が描けるの❓ストレート過ぎるストーリーに、逆にそら恐ろしさを感じてしまう。
元の読書記録を見る再読 戯曲的、寓話的だからこそ文章の美しさと情景描写の洒脱さ、登場人物の素朴さが目立つ
元の読書記録を見る海と人々の描写が緻密で、まるで肌で感じられるようだった。文章を追うたびに頭の中で映画のように風景が広がり、読んでいて心地よかった。三島由紀夫の文章は映像的で、やっぱり好きだと感じた。 ただ、今まで読んだ三島由紀夫の小説の主人公たちは、どこか陰気で身近に感じられたのに対し、本作の新治は大人しくも美男で勇敢な人物だった。そのため、彼のまっすぐさに魅力を感じつつも、あまり親近感は持てなかった。それでも、彼と初江の純粋な恋愛には、まっすぐな美しさがあった。 海の息吹を感じるような鮮やかな描写はやはり圧巻だった。
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