病院での検査結果を待つ間に読もうと思い、行きの電車内からページをめくる 後々、この感想を読み返した際に、読み終わった後のこの気持ちを反芻できるほどに表現しきれる自信はないけれど、書かないと始まらないので出来る限りメモしてみる 「どのように生きるかということは、どのように死んでいくかということ」のような言葉を何かの本で読んで以来、いつも頭の片隅にあった 本書に描かれている様々な命の形に触れた後では、この言葉は決して間違っていないけれど、何となくある程度の長寿を全うすることを前提にしている言葉だなと思ってしまった 自身を含め、いつ誰に何が起こるか分からないのに、すぐにその事を忘れてしまう 「生まれるときも死ぬときもひとり」という人がいる 本質的には確かにそうなのかもしれない でも本書ではそういう描かれ方はしていない お別れをするその時まで、誰かに見守られているし、支えられている 祖母とのお別れの際、棺に入れてはいけないと、妹がプレゼントした髪留めを持たせてあげられなかったことがあった 色々な決まりやルールがあるのだと思うが、当時の対応に、何年も経過した今でも胸につかえるものがある 本書内では、2つの指輪が火葬される素敵な描写があった 坂東会館のような葬儀屋さんと出会えたらいいなと切に願う
元の読書記録を見るほどなく、お別れですの感想・レビュー
長月 天音
小学館
ISBN: 9784094071634
読者の感想・読書記録
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葬儀とは誰のために行われるのか__。 死者の心だけではなく残された生者にどう寄り添うべきなのかを考えさせられた。
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