本の感想・レビュー
世界から猫が消えたなら

世界から猫が消えたならの感想・レビュー

川村元気

小学館

ISBN: 9784094060867

読者の感想・読書記録

ブックミーに投稿された公開の読書記録です。感想はそれぞれの読者の意見です。

ふぅさん

ある日自分と瓜二つな悪魔がやってきて主人公の寿命は1週間以内だと知らされる。だが代わりにこの世界から何か一つ消すと主人公の寿命は1日伸ばすという。そんな話で主人公の1週間の物語がスタートするのだが、主人公と一緒に暮らす猫のキャベツがとても良い味を出してくれる。私は中学生の頃表紙を見てあらすじも読まずに買ったのだが、最後には泣けるしキャベツと主人公の絆がとても伝わってくるのがとても気に入っていて好きな1冊を聞かれたら迷わずこの本を答えている。

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selnさん

久しぶりに小説で泣いた。「当たり前の日常を大切にする」とか、「本当に大切なものは身近なものだ」とか、そういうことは頭では理解しているし、その感覚も分かる。とはいえ、私はそれが失われることが果てしなく遠いことに思えて実感がわかないし、失いそうになる/失ったからこそ、その大切さを痛感する。その事を心の底からはっと気付かされた。そして、かつて飼っていた猫が死んだ時のことを思い出して古傷が痛む気分になった。容態が悪くなっても、なぜか明日も生きることが自然かと思っていたから、ある日死んだ時には「ああ、死ぬんだ」ってふつふつと実感が湧いて、固くなった体が現実に思えなかった。私の両親や祖父母にもいつか起きる。あるいは先に私が死んで、私の周りの人が痛感する。だから、安っぽいけれど、改めて周りの人に二度と会えなくなって後悔ないようできることをしたいと強く思った。

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空羽(くぅ)さん

図書館から借りた1冊。 余命宣告を受けた主人公。 1日が当たり前じゃないことを再認識させられた作品だった(。・_・。)

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ゆりぽんさん

後半涙が止まらなかった。 世界から1つ何かを消すことで自分が1日長く生きられる。 消すことで自由になることもあれば、自分の命より大事な物があると気づくこともある。 主人公と、主人公のお父さんが最後には幸せになっていて欲しい。

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トモッチさん

愛猫キャベツくんと2人暮らしの主人公。 ある夜、熱に浮かされた主人公の前に現れたのは悪魔だった。 主人公の命を1日伸ばしてやるかわりに世界から1つ物を消すという条件を提示される。 その条件をのみ、翌日になると世界からそれが消えている。しかし夜になるとまた悪魔が現れて…の繰り返しで世界から物を消していく主人公。 悪魔が提示してくる物は主人公の思い出に関わってくるものばかりで、自分は覚えていても周りの人たちの中からは思い出と共に消えていく。 そんな中、ついに愛猫のキャベツくんを条件に提示されて………。 読みながら涙が止まらなかった。 愛猫のキャベツくんを指定された主人公は………

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