本の感想・レビュー
クリムヒルトとブリュンヒルド(3)

クリムヒルトとブリュンヒルド(3)の感想・レビュー

東崎 惟子/あおあそ

KADOKAWA

ISBN: 9784049150643

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薄雪さん

東崎惟子さんの『クリムヒルトとブリュンヒルド』 東崎惟子さんによる「ブリュンヒルド」シリーズの第3部です。 王国はかつて神竜によって脅かされましたが、「竜殺しの女王」によってそれが葬られてから百年が経過していました。五代目女王の娘であるブリュンヒルドとクリムヒルト。 姉として、6代目の女王を目指していたブリュンヒルドですが王室の病に蝕まれ、それを果たせません。戴冠の日を迎え、クリムヒルトは女王となりますが、その日王国の闇を知ります。 やがて王国史から名を消された「暗愚の女王」とされるクリムヒルトでありますが、その後なにがあったのしょうか。真実を辿るストーリーです。 忠臣ウォレン、琥珀の竜ベルンシュタイン、槍のアニマなど、魅力的な人物が出てきます。 東崎さんの作品、このブリュンヒルドシリーズはファンタジーなんですが、相変わらずのテンションです。みなさん愛憎がギリギリと溢れてくる感じで、作品がそれぞれ短編的であることから、なんとなくシェイクスピアなどを想起させるんですよね。ドラマに溢れています。

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