薄雪クリムヒルトとブリュンヒルド(3)
クリムヒルトとブリュンヒルド(3)

クリムヒルトとブリュンヒルド(3)

東崎 惟子/あおあそ

KADOKAWA

2023年08月10日

概要

王国に仇なした神竜が、「竜殺しの女王」に葬られて百年ーー歴代女王の献身により、王国は繁栄を享受していた。  五代目女王の娘・クリムヒルトもまた王国を護る決意を胸に戴冠の日を迎える。歴代女王と同じ、神の力の「蝕み」に倒れ苦しむ姉・ブリュンヒルドの想いも背負い、玉座の間に入るクリムヒルト。しかしそこには、女王になる者が知らされる、王国最大の闇が待ち受けていた。  「護りたい」想いは同じく、しかし目に映す未来は異なる、女王が、忠臣が、王子が、竜がーー紡ぐ歴史の狭間の物語。第28回電撃小説大賞《銀賞》受賞の本格ファンタジー、第三部開幕!

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メモ

ウォレンは代々の女王に冠を被せて操り、死後はその遺骸を生命の霊薬として国民に配り、王国の平和を築いていました。 ウォレンの操るクリムヒルドからの襲撃を逃れたブリュンヒルドであるが、次のウォレンとと戦いには敗れます。ウォレンは歴戦の戦士でした。 ウォレンはかつて初代女王に使えた騎士でした。 アニマの力を頼り、ベルンシュタインとともにウォレンに戦いを挑むブリュンヒルドであるがまた負けてるしまう。しかし冠を壊すことには成功する。ウォレンはクリムヒルドの身体を串刺しにして拘束する…

ウォレンは代々の女王に冠を被せて操り、死後はその遺骸を生命の霊薬として国民に配り、王国の平和を築いていました。 ウォレンの操るクリムヒルドからの襲撃を逃れたブリュンヒルドであるが、次のウォレンとと戦いには敗れます。ウォレンは歴戦の戦士でした。 ウォレンはかつて初代女王に使えた騎士でした。 アニマの力を頼り、ベルンシュタインとともにウォレンに戦いを挑むブリュンヒルドであるがまた負けてるしまう。しかし冠を壊すことには成功する。ウォレンはクリムヒルドの身体を串刺しにして拘束する。そこを騎士団長のアロイスが見ていた。 アロイスの手引きにより、城に侵入するブリュンヒルド。今度はベルンシュタイン、アロイスの犠牲の上にウォレンを倒すことに成功する。 その後クリムヒルドは女王として君臨するが、霊薬を作れないことを公表する。暗君として罵られるクリムヒルド。民衆は彼女の功績を知らない。

薄雪さんの感想・評価

東崎惟子さんの『クリムヒルトとブリュンヒルド』 東崎惟子さんによる「ブリュンヒルド」シリーズの第3部です。 王国はかつて神竜によって脅かされましたが、「竜殺しの女王」によってそれが葬られてから百年が経過していました。五代目女王の娘であるブリュンヒルドとクリムヒルト。 姉として、6代目の女王を目指していたブリュンヒルドですが王室の病に蝕まれ、それを果たせません。戴冠の日を迎え、クリムヒルトは女王となりますが、その日王国の闇を知ります。 やがて王国史から名を消された「暗愚の女王」とされるクリムヒルトでありますが、その後なにがあったのしょうか。真実を辿るストーリーです。 忠臣ウォレン、琥珀の竜ベルンシュタイン、槍のアニマなど、魅力的な人物が出てきます。 東崎さんの作品、このブリュンヒルドシリーズはファンタジーなんですが、相変わらずのテンションです。みなさん愛憎がギリギリと溢れてくる感じで、作品がそれぞれ短編的であることから、なんとなくシェイクスピアなどを想起させるんですよね。ドラマに溢れています。

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