父の葬儀を終えた薬学部大学院生の青年は、一通のメールを受け取る。それは死んだ父からのメールだった。 同時刻、コンゴで傭兵として生きる男は、とあるミッションを打診される。難病の息子の命のリミットを知りながら、息子を生かす為には金が必要であった。 ふたつの物語は、ゆっくりと動き出す。 本って、すごい。 そう痛感するほどエネルギーに溢れた作品。リアリティと想像力を極限の形で融合させている。まさにサイエンス・フィクションの究極と言うべき一冊だった。感服。 そこには科学と自然と生命の織りなす世界があり、一個体の人間としてのドラマがあり、集団の歴史の果てである現在とがある。 面白かったという言葉がどうしても出てこない。凄まじい作品だった。
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高野 和明
KADOKAWA
ISBN: 9784048741835
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