私にとって民主主義や平和憲法を揺るがす衝撃の結果だった衆院選。その直後に買ってきて読んだ本。エンタメ的展開の中に、民主主義とは何かということを、読者も自分で考えられるようなと問いが立てられていると感じた。 違う意見の人を否定せず、うまく巻き込むこと。特に仁藤夫人の、ただ目立ちたいだけ、ただ生き残りたいだけ、ただ金持ちでありたいだけの欲望を、戦災孤児の救済に利用するというところは参考になった。 たぶん、高市さんに理念はない。だからこそ。 それから、ゆすりによっていいことを成し遂げたとしても、一生のキズになるということも、納得した。
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森 絵都
KADOKAWA
ISBN: 9784041141762
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