最初はNHKラジオの朗読で。二回目はその時飛ばした所を読みたくて。三回目、今回。生きることの空虚さと、ジリジリ焼かれるような生きる事への執着と。もはや戦後ではない、と言われた時代を知っている私には、皮膚感覚で分かる戦後の空っぽ感と、混乱と、変に突き抜けたエネルギーは、私の子ども達孫達には、理解出来ないことなんだろうな。これが時代を経る、ってことなんやろな。それは仕方ないことでも、何だかとても悪いことのように思える。
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林 芙美子
KADOKAWA
ISBN: 9784041061534
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