この小説は、迷路をゴールからスタートに向けて辿っていくような小説。まるで上下巻の物語の下巻から読んでいくように... 絡まった糸が読み進めていくうちにスルスルと解けていくような感覚になって心地よかった。 単行本のカバーがノルウェイの森の下巻仕様になっていたのも一つの伏線であったことに驚いた。 ラストで題名がなぜ“G”線上ではなく“C”線上とされたのかが分かるのもいい。 介護問題をテーマに扱ったこの小説。「男に母親の下の世話はできないよ」の言葉にドキッとした。私はどうなのだろうと先のことを考えてしまった。 自分が介護する立場もしくはされる立場になった時に私は何を思うのだろうか。
元の読書記録を見るC線上のアリアの感想・レビュー
湊かなえ
朝日新聞出版
ISBN: 9784022520357
読者の感想・読書記録
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めちゃくちゃ面白かった…! 中盤からは面白過ぎてページを捲る手を止められず、一気読みしてしまった。 タイトル、表紙デザインの意味まで綺麗に回収してくれて気持ちよかった。湊かなえの「嫌な姑」引き出しが多過ぎる。私世代ではそんな人を見たことないのに「姑」というキャラに納得感を持たせるのが上手い。私の姑が、いかにして嫌な姑にならないよう努めてくれているのかもわかった。
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