「ピンとこない、の正体は、その人が、自分につけている値段です。」 「ささやかな幸せを望むだけ、と言いながら、皆さん、ご自分につけていらっしゃる値段は相当お高いですよ。ピンとくる、こないの感覚は相手を鏡のようにしてみる、皆さんご自身の自己評価額なんです。」 ジェーン・オースティンの「高慢と偏見」を現代日本に落とし込んだ時、それは「傲慢と善良」である。という言葉、 一人一人が自分の価値観に重きを置きすぎていて、傲慢。善良に生きている人ほど、自分がない。 読んでいて感情を揺さぶられているうちに、この中に出てくる人達に対してこの感情を向けるのすら、傲慢なことなのかもしれないと感じる。 すげ〜、、、
元の読書記録を見る傲慢と善良の感想・レビュー
辻村深月
朝日新聞出版
ISBN: 9784022515957
読者の感想・読書記録
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主人公真実の、親に守られる一方で、ある意味支配されてしまって生きてきた、はたからみると箱入りのような生き方が、自分と重なった 人生をやり直したいような、 我が子には同じことを繰り返さないと誓うような気持ち。400頁以上の大作だったが2〜3日で一気に読了。
元の読書記録を見る前半の婚活とは、結婚とはを小野里夫人(群馬県で結婚相談所の仲人をしている)が説く場面が非常に良かった。ただ個人的には自由恋愛が当たり前になった今、もはや婚姻制度そのものが不要なのでは?とも思うし、私達世代では「結婚と恋愛は別物」も当てはまらないので(その言葉を使う時は誰かを傷つけないための嘘でしかないと思われる)もう少し一石を投じる内容を期待したら、最後は普通に少女漫画ぽく終わってしまった。文庫版にある解説の評判がいいので、解説を読みたい!!
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