辺見庸の小説は『青い花』についで2冊目 相変わらず全編にわたって意味が溶けて崩れていくような文体 & 容赦無く真っ黒な世界観で、小説というより、ダークなレトリックに満ちた長い散文詩って感じ 意味よりも意識の流れに乗って書かれたような小説は他にもあるけど、これほどキレッキレなのは唯一無二じゃないか? 「カラスアゲハ」が一番好き、「アプザイレン」はインパクトが強すぎる…… 表題作「霧の犬」も良かったけど、『青い花』のほうが文章が好みで、読後の満足感も上だったかな
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辺見 庸
岩波書店
ISBN: 9784006023317
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