Tーch夜は短し歩けよ乙女
夜は短し歩けよ乙女

夜は短し歩けよ乙女

森見 登美彦

KADOKAWA

2008年12月

概要

「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、夜の先斗町に、下鴨神社の古本市に、大学の学園祭に、彼女の姿を追い求めた。けれど先輩の想いに気づかない彼女は、頻発する“偶然の出逢い”にも「奇遇ですねえ!」と言うばかり。そんな2人を待ち受けるのは、個性溢れる曲者たちと珍事件の数々だった。山本周五郎賞を受賞し、本屋大賞2位にも選ばれた、キュートでポップな恋愛ファンタジーの傑作。

ステータス

読んだ

メモ

夜の木屋町を歩く私 今宵かぎりの不思議な話 河原町駅地上出口 ギターを弾く女の子たち 聴く人たち 笑う人たち 木屋町のナガブチ こつこつと アスファルトに刻む 足音を踏みしめながら 私は私でありたい 今夜はお酒が飲みたい 四条大橋を尻目に 北へ 北へ 並木の茂る高瀬川沿い ここは先斗町界隈 道行く女性に食い下がっていく黒服さんたち 止まり木を求め往来していく赤ら顔のおじさんたち 顔を赤くした老若男女 夜遊びにふける善男善女 ひっきりなしに往来する 魅惑の…

夜の木屋町を歩く私 今宵かぎりの不思議な話 河原町駅地上出口 ギターを弾く女の子たち 聴く人たち 笑う人たち 木屋町のナガブチ こつこつと アスファルトに刻む 足音を踏みしめながら 私は私でありたい 今夜はお酒が飲みたい 四条大橋を尻目に 北へ 北へ 並木の茂る高瀬川沿い ここは先斗町界隈 道行く女性に食い下がっていく黒服さんたち 止まり木を求め往来していく赤ら顔のおじさんたち 顔を赤くした老若男女 夜遊びにふける善男善女 ひっきりなしに往来する 魅惑のその大人ぶり ネオン看板を熟読玩味 人生の味は杏仁豆腐 愛に満ちた 美しく 調和のある人生 この界隈にこそお酒が めくるめく世界との出会いが 私を待ち受けているに違いないのです そうなのです 橙色の光を散らす 喫茶「みゅーず」の前で 所存のほぞを固めるように むんと胸をはりました 二足歩行ロボットのステップで ステップで 調和のある人生を目指して 目指して 老若男女 善男善女 三々五々 三寒四温 五月の酒精に導かれ 夜は短し歩けよ乙女

Tーchさんの感想・評価

森見先生らしい独特な言い回しを使ってズンズンと読み進められるような文章体が僕は割と好きでした。これからは僕も二足歩行ロボットのステップを踏みながらムンと胸を張ってオモチロイことを探しに行こうと思います。 それにしても京大かぁ。羨ましい。学生の間に京都に住んでみたかった。

この本を読んだ人の感想

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コメント

良いメモです!

舞台「夜は短し歩けよ乙女」で出てくる劇中歌の歌詞です!! とても良いのでぜひ聞いてみてね https://m.youtube.com/watch?v=QTSDiTHWJyM&pp=ygUb5aSc44Gv55-t44GX5q2p44GR44KI5bCR5aWz

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