老人ホームで死ぬほどモテたい
上坂あゆ美
書肆侃侃房
2022年02月14日頃
概要
思わぬ場所から矢が飛んでくる 自分の魂を守りながら生きていくための短歌は、パンチ力抜群。絶望を嚙みしめたあとの諦念とおおらかさが同居している。 (東 直子) 【5首】 母は鳥 姉には獅子と羽根がありわたしは刺青(タトゥー)がないという刺青(タトゥー) 風呂の水が凍らなくなり猫が啼き東京行きの切符を買った 故郷の母と重なりしメスライオン 深夜のナショナル・ジオグラフィック 沼津という街でxの値を求めていた頃会っていればな シロナガスクジラのお腹でわたしたち溶けるのを待つみたいに始発
ステータス
読んだ
けさんの感想・評価
書店でタイトルに惹かれて衝動買い。 短歌の本は初めてだったんですが、短歌の力の凄さに驚かされた!31文字で読み手の心をここまで刺してくるとは…31文字だからこそかな。喜怒哀楽が色濃くイメージ出来て、いろんな感情にさせてもらえる一冊。 一見おふざけなタイトルと思いきや、あとがきまで読むと作者の真意が分かる仕掛けがある。個人的にはこのあとがきがとても好きでした。 新鋭短歌シリーズ他にも読んでみよう。
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