け酒をやめられない文学研究者とタバコをやめられない精神科医が本気で語り明かした依存症の話
酒をやめられない文学研究者とタバコをやめられない精神科医が本気で語り明かした依存症の話

酒をやめられない文学研究者とタバコをやめられない精神科医が本気で語り明かした依存症の話

松本俊彦/横道誠

太田出版

2024年09月13日頃

概要

「ダメ。ゼッタイ。」に代わる、有効な手立てはありうるのか? 依存は回復の始まり。 やめればいいってものじゃない!? 連載時から当事者、当事者家族、支援者・専門家を騒然とさせた 不良患者×不良医師による画期的な往復書簡がついに書籍化ーー。 現代人にとって最も身近な「病」である依存症ーー非合法のドラッグやアルコール、ギャンブルに限らず、市販薬・処方箋薬、カフェイン、ゲーム、スマホ、セックス、買い物、はたまた仕事や勉強など、その対象は多岐にわたる。 そんななか最も身近な依存物質であるアルコール依存症の治療中で、数多くの自助グループを運営する文学研究者・横道誠と、「絶対にタバコをやめるつもりはない」と豪語するニコチン依存症で、依存症治療を専門とする精神科医・松本俊彦の、一筋縄ではいかない往復書簡が始まった。最小単位、たったふたりから始まる自助グループ。 依存症の裏側にある、さらにその深淵へ! 特別鼎談「ギャンブル依存症問題を考える(ゲスト:田中紀子)」も収録。

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読んだ

けさんの感想・評価

『依存』への理解が深まる良書! 自分の子供が毎日ゲームをしていて「うちの子ゲーム依存症かもしれない」と心配する親はごまんといるが、自分の子供が毎日勉強していて「うちの子勉強依存症かもしれない」と心配する親はほとんどいない。(もちろん実害の有無等もあるけど、)勉強はたまたま社会的に価値のあるものとして位置付けられてて、ゲームがそうでないから。『依存症』といっても医学的な定義は極めて曖昧で、実は文化的・社会的なモノサシで定義されてるものなんですね。 だからこそ「クスリで治そう!」「関わりを断ち切ろう!」という対処でなく、同じ依存症をもつコミュニティで絶望も快楽も共有することが、本人にとっての救済に繋がるんだとか。

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