イン・ザ・メガチャーチ
朝井リョウ
日経BP 日本経済新聞出版
2025年09月03日頃
概要
沈みゆく列島で、“界隈”は沸騰するーー。 あるアイドルグループの運営に参画することになった、家族と離れて暮らす男。内向的で繊細な気質ゆえ積み重なる心労を癒やしたい大学生。仲間と楽しく舞台俳優を応援していたが、とある報道で状況が一変する女。ファンダム経済を仕掛ける側、のめり込む側、かつてのめり込んでいた側ーー世代も立場も異なる3つの視点から、人の心を動かす“物語”の功罪を炙り出す。 「神がいないこの国で人を操るには、“物語”を使うのが一番いいんですよ」
ステータス
読んだ
🦖さんの感想・評価
私の友達にもいる推し活してる人。 私もアイドルは好きだが、熱愛が出ようと、休養に入ろうと割とどうでもいい。 私の友達は違くて、プロなんだから隠すべきだ、事務所が悪い、いつか本当に会えると思っているなどとよく口にしてる。 この本を読んで思ったのは 私は冷笑側で、というかそうありたいと思っているんだなと。それもなんか内心嫌だった。 本の中だとお父さん側に近いのかなと思い読み進めていた。 私の中にも 何かに熱中する人に憧れる気持ちがある。 没頭とか、そこまで注ぎ込めるエネルギーに対して羨ましいな、と思っている。 ただその対象を、社会的に客観的に見たときに誇れるもの、正しいとされてるものでありたいというノイズがいつしか大きくなって 自分が本当は何をしたいのかがわからなくなってお父さんみたいになっちゃったな。とほほ 私もお父さんみたいに娘や奥さん、元同僚のような誰かに必要とされたい、 それが身近だと、会社の上司や、好きな人だったりしてるなぁと。 ただそこまで没頭できない。 推し活してる友達みたいに夢中になれない。 そんな事にもがいている私に刺さる本でした。
この本を読んだ人の感想
ショップ
いいね!
あなたの感想も、読書仲間へ
ブックミーで読んだ本を記録して、感想を共有できます。