コンビニ人間
村田 沙耶香
文藝春秋
2018年09月04日頃
概要
「いらっしゃいませー!」お客様がたてる音に負けじと、私は叫ぶ。古倉恵子、コンビニバイト歴18年。彼氏なしの36歳。日々コンビニ食を食べ、夢の中でもレジを打ち、「店員」でいるときのみ世界の歯車になれる。ある日婚活目的の新入り男性・白羽がやってきて…。現代の実存を軽やかに問う第155回芥川賞受賞作。
ステータス
読んだ
あらきさんの感想・評価
授業のために再読。 翻訳版と読み比べて、日本文化を再発見する授業。 昨年の『むらさきのスカートの女』では、 日本文学の行間の豊かさを心ゆくまで味わった。 今年はこのコンビニ人間。 再読して6年前とはまったく違った印象を受けた。 「ああ──私は、生きている」 って思える生き方は、人によってかたちが違うはずなのに。 日本文化特有の 社会に何重にも織りかさなって見えなくなった構造的息苦しさを 翻訳ではどんなふうに描いているのか。 楽しみ!
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